相模川自然の村公園

相模川の自然豊かな緑のある風景の自然公園
 神奈川県相模原市緑区上大島

四季の小川でジャブジャブ水遊び
 四季の小川と名づけられた、比較的長く、石を引き詰めた人工の小川があり、子供たちは水着などを着て水遊びしている。
 水は夏でもけっこう冷たく、恐らく相模川の水を引いているものと推測するが、もしかしたら湧き水(地下水)も含まれているのかも知れない。小川の終点は「陽だまりの池」になっている。
 定期的に清掃もしているが、底は藻などもあり、滑りやすい。そのため、紫外線対策だけでなく、アクアシューズも必要といったところ。休憩用のシートやタオル・着替えも持参したい。
 小川へのペットは立入禁止。

相模川自然の村公園クチコミ情報
 昔は、相模川の川岸に市営の上大島キャンプ場だけだった地区だが、その後整備され、公共の宿泊施設でレストランや会議室もある「相模川清流の里」、野外体験教室として小・中学生など向けに多目的ホールや野外炊事場などもある「相模川ビレッジ若あゆ」、不定期ながら小学生向けの化学体験も開いている「神奈川県水産技術センター内水面試験場」、そして「自然の村公園」と一気に観光整備された。
 公園の目玉は江戸時代中期に建立された青柳寺庫裡(県重要文化財)を復原した「古民家園」。茅葺き屋根の古い建物をこの場所に移築した。無料で建物内部も見学できる。庫裡とは寺の住職が生活するのに使用した建物などを指す。
 古い住宅に馴染のない子供に、ここは台所、ここは客間、なぜ柱などが黒いのか? クーラーもないのに夏でもなぜ涼しいのかなどを説明すると、昔の日本人の暮らしを少しでも感じ取ってくれるだろう。
 また、四季の小川付近には、広い芝生広場もあり、お弁当を広げる家族や、ボール遊びをする子供も見受けられた。
 夏には、バッタ・セミなどの虫もいるので、網を持って虫取りもできる。
 芝生広場から河岸段丘となった崖を登った高さ40mのところに「展望台」があり、相模川の雄大な流れや、対岸の山並みが織りなす四季折々の眺望が楽しめ、相模原市内においても、なかなか展望が良い場所になる。
 また、河津桜を中心に20品種の桜を約50本植えた広場もあり、春のサクラも楽しめる。
 トイレは市営・上大島キャンプ場側にあるが、大きくて新しい建物。
 新設当初は木陰などがまだ余り無かったが、だいぶ木々も茂って木陰の心配も無くなった。遊具などはない自然公園だが、是非1度訪れて見て欲しい。
 展望台に近いのは、崖の上の第2駐車場。古民家や小川に近いのは崖の下にある第1駐車場となる。天気の良い土日は満車になることもあるので、早めの対応が良いかも。
 なお、自然の村公園からはちっょと歩くが、相模川清流の里まで移動すれば、レストランだけの利用なども可能。
 相模川にも降りられるが、上大島は、流れも速く、突然深い場所もあるので、遊泳禁止。水難死亡事故が起こる年もあるので、相模川に入るのは辞めよう。
 バスの場合は、橋本駅南口からコミュニティバスに乗り「相模川自然の村」下車徒歩5分。

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印象 ジャブジャブ水遊びもできる自然公園
遊べる度 最低目安30分、最長目安90分以上
利用料 入園無料
駐車場 無料 朝7:00~18:00まで
第1駐車場61台
第2駐車場22台
お休み 年末年始(12月29日から1月3日まで)
古民家園は12月28日から1月3日まで休園
時間 朝7時~夕方18時
お店・売店 ジュース自動販売機
トイレ 完備
公式サイト 自然の村公園 (相模原市)

高さ40mの展望台からの全景。景色が良い。中央に見えるのが陽だまりの池。写真はクリックすると拡大。
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芝生広場の写真。芝生と言うよりは草なので、長い靴下を履いていたほうが無難。シートを広げてお弁当を食べるのにも良い。

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人工的な水路であるが、この小川でも水遊びができる。滑りやすいので注意。
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小川はやがて大きな池に繋がっており、池の中央は芝生のステージになっている。

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陽だまりの池付近の風景。子供たちが水遊びをしている。
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上大島キャンプ場併用の立派で毎日清掃されているトイレ。

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古民家の写真。訪れた際には、七夕の短冊を無料で付けられるイベント開催中であった。
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古民家の内部を撮影したもの。内部には上がって見学することもできる。