相模原南区で女性遺体発見 男性が相模川の河川敷にて石で殴り無理心中を図る?

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 2014年5月24日(土)の夜19時15分頃、相模原市南区相南4丁目の駐車場で、座間署員が軽乗用車内から女性の遺体を発見した。

 座間署によると、24日朝4時10分頃、現場から6.5キロ離れた座間市新田宿の相模川河川敷で、50代の男性が見知らぬ男から『妻を乗用車に乗せるので手伝ってほしい』と頼まれた。
 見知らぬ男は女性を乗せて車で走り去ったが、河川敷で横たわっていた女性を車に乗せる際、女性の身体が冷たかったため不審に思ったといい、通り掛かったパトカーに女性は死んでいるようだったと届けた。

 座間署員が河川敷を調べると血痕があった為、車のナンバーから割り出した男性宅を訪ねたところ不在だったが、待機していたら帰宅してきたという。
 この乗用車を運転していた男性は相模原市南区に住む60代の男性で「女性から殺してくれと頼まれ、石で殴った」と話している。
 警察は死体遺棄事件として、女性の身元や死因を特定するとともに男性から事情を聴いている。

 この運転していた60代男性は、末期がん患者で神奈川県平塚市内の病院から一時帰宅後に行方不明となり、5月23日に捜索願が出ていた。
 亡くなった女性は40代とみられ、男性の身の回りの世話をしていたようで、発見時は車の後部座席で全身を毛布とタオルで覆われ、頭部から血を流していた。

 運転していた60代男性は、末期がんと言う事もあり、その後、すぐに病院に入院している。

 その後、亡くなった女性は相模原市に住む無職・榎本友紀さん(41歳)と判明。

 改めて、入院中の60代男性に事情を聞いたところ、「22日午後、病院を一時外出した後、(女性と)病気について話していて、2人で死ぬことにした」と新たな説明があり「静岡県熱海市などを訪れた後、座間市の河川敷で(女性を)殺し、自殺するために自宅に戻った」などと話していると言う。
 女性とは十数年前に知り合い、週に数回、自宅に来る関係だったようだ。
 
 座間署は5月26日、司法解剖の結果、死因は頭や顔を殴られ、出血したことによる窒息死と発表。殺人容疑も視野に捜査している。

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