カテゴリー: 相模原の歴史

蓮乗院元屋敷 牧野・相模原

 1285年に、蓮乗院の開祖・乗海忍性津師が寺を創設した蓮乗院元屋敷。 極楽寺を開山した忍性上人が、戦火をさけて行基作と言われる阿弥陀如来像を背負って、この牧野の地へ逗留した際に、堂ヶ尾山に草堂を営み「天徳堂」と名付けたことがはじまりとの事...

田名氏館跡 相模原における鎌倉武士の館跡

 相模原市の田名にある「田名氏館跡」に行って参りました。 田名氏と言うのは、源平合戦に出陣した横山党の横山時広の次男・横山広季が、棚(田名)を領地として定住し、田名二郎兵衛を名乗ったのが始まりと考えられます。 この、田名氏の居館跡は水郷田名...

津久井【三姫物語】

 相模原市の津久井地区には3人の姫の伝説が残る。 南北朝時代に、鎌倉から逃れ津久井の青山の寺で病をいやし、甲州へ落ちのびていった「雛鶴姫」 串川の由来になったとされる「櫛川姫」の悲恋 武田氏滅亡の際、追っ手に追われ、丹沢山塊の麓を流れる神の...

亀ヶ池八幡宮 相模原での七五三

相模原市内では恐らく一番由緒ある神社が亀ヶ池八幡宮だ。御神祭は応神天皇(おうじんてんのう)。応神天皇と言えば、第15代天皇であるが、実在性が濃厚な最古の大王(天皇)で、だいたい4世紀頃の人物だったと推測される。鎌倉時代初期には、和田義盛が八...